大流行!!インフルエンザB型!

今年のインフルエンザはそんなに怖いのでしょうか?ワクチンも不足しています。小さなお子さんやお年寄りがかかると重症化する場合もあります。そんなインフルエンザから、一体どうやって身を守ればいいのでしょうか。
 
 症状は?

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 インフルエンザ=高熱 というイメージですが、今年のインフルエンザは熱がほとんど出ない場合もあるようです。また、特に「B型」が取り上げられていますが、実際のところ、A型もB型も大差はないようです。2009年に大流行した新型インフルエンザによく似ているという話もあります。
 
 なぜワクチン不足に?
 ワクチンを接種するとインフルエンザにかかっても症状が軽くなると言われていることから、ひとまずワクチンを接種する人も多いでしょう。ワクチンはインフルエンザウイルス株から作られます。このウイルス株はA型2種類、B型2種類用意されていますが、そのうちの1つの株が思ったように増殖しなかったのです。そのため、増殖しなかった株を使うことはできずに、急遽代替ウイルス株を使ってワクチンを作ったのです。なので、ワクチンの生産が追いつかなかったのです。
 
 予防接種が受けれなかった場合はどうすればいいのか?
 手洗いとマスク着用です!特に手洗いが大事です。手洗いは20秒ぐらいかけて、ゆっくり丁寧に洗うことが大事です。もちろん、ワクチン接種を受けても手洗いとマスク着用は必要ですが、ワクチン接種を受けることが出来なかった場合は、より手洗いとマスク着用を徹底させる必要があります。
 
  発症してしまったら・・・
 「発熱してから24時間以内に病院へ行かないと薬が効かない!」という話もありましたが、インフルエンザ自体は自然に治るものです。ただ、妊婦さんや高齢者のように重症化しやすい人は薬を服用した方がいいかもしれません。治療薬としてよく知られているのは、タミフル(飲み薬)、リレンザ、イナビル(吸入薬)、ラピアクタ(点滴薬)のアビガン(新型インフルエンザ用)です。治療薬と異常行動との因果関係は解明していませんが、タミフルを飲んだ子供が異常行動を起こすという報告がされています。主に19歳以下の子供に異常行動が多いので、お子さんにタミフルを服用させた場合は注意する必要があります。
 
 インフルエンザにはヤクルトが効く?

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  ヤクルトでお馴染みのシロタ株は、日本人の代田稔博士が発見した乳酸菌です。腸は人体で一番の免疫器官といわれています。この腸を強くすることで免疫力が高まり、インフルエンザにもかかりにくくなります。アメリカでもこのシロタ株を投与したマウスを使って、インフルエンザに有効であることが検証されました。何もしないマウスは全滅したにも関わらず、シロタ株を投与したマウスはなんと一匹も死ななかったのです!これは人間にもきっと有効ですよね!私もヤクルトを飲んでいますが、効果があるのか偶然なのかはわかりませんが、インフルエンザにかかったことはありません。
 
 最後に・・・
 インフルエンザは熱の有無にかかわらず、発症することがあります。ですので、素人判断をせずに受診することが望ましいです。また、ワクチンを打つことができなくても、手洗いとマスク着用を徹底することで、ある程度感染することを抑えることができます。まだまだ流行っているインフルエンザ、手洗いとマスクで乗り切りましょう!